第3回ぽこぽこ親子あそび【いろとりどり】終了しました!

いろとりどり

2023年6月24日
第3回目となるぽこぽこ親子あそび【いろとりどり】が無事終了いたしまた!

今回は、
どの子も躊躇することなく、
足取り軽く体育館に入ってきてくれました。

内履きを履くことは、
2回目にしてクリアできました。
やったー!

「こんにちは」
「暑いね」
「今日誰が来る?」
「紙芝居は何する?」
「一緒に遊ぼうね」と

顔を合わせると子どもたちの方から、たくさんの言葉が飛び出しました。

手作りの冠(天冠)を付け、手作りの扇子を持って、登場してくれた子もいましたよ。
キュートです。

今回、サーキットに力を入れました。

初級ビジョントレーナーみさこが、
最近、脳幹と原始反射の勉強を深め、あつこもつられ、学び中です。

「サーキットで感覚統合などを意識したいね」とときめいています。

まだまだ研究中ですが、サーキットを充実させていこうと考えています。

問題点

音の問題
→今回は、体育館の音響ではなくCDデッキでやってみる。

安全管理の問題
→常に頭において活動をする

活動のふりかえり

《準備体操からスタート》

体幹を使うストレッチは汗をかきます。

今回は無理をせず、苦しくなった時には自由に休み、やりたくなったらまた参加するという自由スタイルでした。

大人も少々バテ気味でしたね(笑)。

《声トレ》

寝そべって心地よくなったのかいつもよりも大きな声が聞けました。
緘黙ちゃんもしっかり声が出ていました^^

《はじまりの会

グータッチでは、グーとグーでタッチをする中、チョキで答えてくれた子がいました。
こんな面白いことしてくれるなんて。
嬉しすぎでした。

「キャー刺された~」
と私が苦しんでる風の表情をすると笑っていました。

《自由遊び》

まずはサーキット。
設定を円形にしたことで、何度もチャレンジしていました。

トンネルに興味を示す子が大勢いて、
スタートをトンネルにして正解でした。

どの子も四つ這いで、一歩一歩上手に進んでいました。

平均台では、
親子で手をつないでバランスに気を付けながら渡っていたり、お友達の母さんとジャンケンをしている姿がありました。

巧技台のジャンプ台は、
設定時、少し高いかなと気になりましたが、実際はこの高さにしてよかったなと思いました。

サーキットでジャンプ台まで来ると、台の上で立ち止まって、跳ぼうか跳ばないか、跳べるのかどうなのかを、じーっと考えている姿が見られました。

跳ぶ子は跳び、
お母さんにヘルプを頼んで跳ぶ子、
自分で跳ぶのをやめ自分の下り方で台から降りる子など。

自分で行動を決めていた姿に感動しました。

シーツブランコは、前回怖がって「やらない」と言っていた子が、他の子がやっているのを見て「やりたい」と言って参加してくれました。

嬉しい言葉でした。

初めてのシーツブランコは揺れるのが少し怖かったみたいでした。

次回はそのあたりを配慮しながら楽しみたいと思います。

《あるいてはしって》

会が始まる前から、楽しみにしている子がいる定番メニュー。

ともみ復活で、今回やりました。

続けていきたいと思います。

《パラバルーン》

こちらもまた、久々の登場でした。
音に敏感だと聞いていた子が、今回は平気でした。

これからも様子を見ながら、やっていこうと思います。

パラバルーンで子ども達がノリノリになったので、秘策として用意していたビジョントレーニングのオリジナルダンス「おもちゃのチャチャチャ」も急遽、やってみました。

大いに盛り上がりました。

「おもちゃのチャチャチャ毎回やりたい」とリクエストが出ました。

これは採用ですね。

毎回やりたいと思いました。

《お名前リズム打ちロングバージョン》

「名前が変わればリズムが変わる。」

ともみ、あつこの名前を全員で打ってから始めました。

自分の名前の番が来るまでワクワクしながら待ってるのが、見ていてわかります。

待ってる間、お友達がタンバリンを叩いてる姿にも注目しています。

みんなのキラキラしている表情がいつも印象的です。

歌が得意な子にはじまりの会、
おわりの会の歌を任せています。

今回も歌ってくれましたよ。

嬉しいです。

次回の親子あそびは水遊びを予定しているので、写真やイラストを用いて次回の活動予告をしました。

今回のプログラム

  1. 理学療法士による準備体操
    初級ビジョントレーナーによる集中力トレーニング
    声トレ
  1. はじまりの会
  2. 自由遊び
    ~くぐる(四つ這い)、バランス歩き、ジャンプ、投げる、揺れる~
    ・サーキット(トンネル、平均台、ケンパ、巧技台、お手玉シュート)
    ・ストラックアウト
    ・バスケットゴール
    ・シーツブランコ
  1. 運動遊び
    「あるいてはしって」
    パラバルーン
    ダンス「おもちゃのチャチャチャ」
  1. 静の遊び
    紙芝居「おおきなかぶ」
    お名前リズム打ちロングバージョン
  1. おわりの会
    次回予告「みずあそびについてのお話」
  1. 片付け

感想

★ことば音楽療法士:ともみ

前回は、初めての広い会場を子どもも大人も使いこなせないまま終わった感じでしたが、今回は、その広さを生かして、自由に遊ぶ時間と、一緒に遊ぶ時間と、両方バランス良く持てたように思います。

前回できなかった”あるいてはしって”は、みんなが参加して、大きな円で、一緒の動きができました。

一体感を感じました。

新しい動きや、それを表すオノマトペのバリエーションを増やして行きたいなと思います。

自分が歌いながら、動きも見せながらやっていると、全員の動きを確認する余裕がなく、暑さもあってバテバテ・・・もっと体力、広い視野、心の余裕が要りますね><

お名前リズム打ちロングバージョンは、前回しっくりこなかった”皆で一緒のリズムを打つ”という部分が、今回はとても良かったです。

3~4回繰り返したことで、徐々に盛り上がった感じも良かったです。

”自分のお名前を打つ”では、はっきりお名前を言いながら上手に打ってくれる子も出てきました。

リズムの力で音節分解し、音韻意識を育て、はっきり発音できるように、発語を促すのが狙いなので、狙い通り、発音しながら打ってくれて、感動しました!

平仮名1文字(1音節)=1拍というのがみんな、なんとなく分かってきたかな?と思うので、秋以降は、名前以外もやっていきたいと思います。

身体の部位が分かりやすくて、楽しいかなと思います。

あたま あたま じぶんのあたま

おなか おなか ママのおなか

自分の/他者の違いや、
親子の触れ合いなども盛り込んで行きます!

お楽しみに♪

★初級ビジョントレーナー:みさこ

今回はさすが会場が2回目ということもあり、みんなそれぞれに自然体で楽しめていたと思います。

前回の活動後のふりかえりで、勉強を始めた「原始反射」の残存が「あれも?これも?」という具合にヒントとしてもらえた気分で、今回はサーキットにぜひともトンネルを設置したいと思っていました。

思っていたより長いトンネル、怖がってしまうかな?との不安をよそに、積極的にトンネルに向かう子どもたちを見て、嬉しくなりました♬

次回は水遊びなのでサーキットができるのは秋以降になりますが、どんどんサーキットに密かな狙いを埋め込んでいきたいと思いました。

会場が広くなったことで、
実は前の会場で試していた個別の眼球運動トレーニングができくなってしまったのですが、広い会場というメリットを活かして、活動を考えていきたいです。

今回始めてやってみた
「おもちゃのチャチャチャダンス」
油断していて振付を間違えてしまいました・・・が、一見単調な動きの繰り返しと無関係に見えるジャンケンのポーズ。

これには見本を見てまねる、
という大事な要素と、
感覚統合を促す動きを詰め込んでいます。

動きを考えて、最初に娘と一緒にやってみたのですが(1年ほど前です)、キレイなポーズにはなかなかなりませんでした。

ですが今回、時を経て、腕の動きがとっても良くなっていたことに驚きました。

継続は力なり。

慣れてきたら動きの種類も増やしていこうかな♬と頭の中はまだ真っ白ですが笑、子どもたちに負けないように、わたしもできることを増やしていきたいです!

★保育士:あつこ

発達ちゃんから「あそぼ」と言われたり、手を引っ張って遊びたい場所に連れて行かれたりすると、とても嬉しい気持ちになります。

子どもたちとの関係については「心の距離は縮まったかな」そこ一択の私です。

誘ってくれると遊びやすいのですがそうでない子ももちろんいて、迷うこと悩むことだらけです。

私のタイミングで声をかけ、
びっくりされ逃げられるなんてこともあります。

今回はママに
「うちの子は動物が好きだから動物のクイズを言うと答えてくれると思うよ」
と助言をもらったり、
ママに加わってもらって3人で遊びを楽しんだり、ママたちにたくさん助けられながら、遊びを楽しむことが出来ました。

みさこさんと考えたサーキット。
やってみてとてもよかったと思いました。

サーキット自体、感覚統合遊びです。
(私たちが言う「感覚統合を意識した」というのは、学んでいる書籍の内容を意味します。)

サーキットは、少し難しいところが面白いと思います。

またやりたいと思える設定を極めたいなと思います。

これからも学び続け学んだことを活かしていきたいと思います。

今までの親子あそびいろとりどりは自分たちの持っているものをみんなで持ち寄り活動をしていました。

サーキットを充実させるには教具は必須。

体育館の教具を自由に使うことを許可してくださいました先生に感謝いたします。

~力を合わせて~

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