2022年7月20日水曜日、
ぽこぽこ座談会「ことばと発達あれこれ」2回目が無事終了しました。
今回参加してくれたのは・・・
発達の遅れが気になるお子さん(発達ちゃん)をお持ちの保護者3名
・特別支援学校 小1のお子さん
学校以外の情報や仲間が欲しい
・年長のお子さん
診断がついたばかりで就学について悩んでいる
・3歳のお子さん
周りにオープンに発達のことを話せる仲間がいない
保護者以外の立場でご参加2名
・障害児・高齢者両方に関わる仕事に従事
仕事で接する情報以外の実際の声が聞きたい
・カウンセリングの仕事に従事
他の不登校や子育ての会にも積極的に参加
以上5名の方々です。
今回話題に上ったのは・・・
本日は、参加者の方から、
●発達ちゃんにうまく愛情が注げず、
それを夫から「良くない」と言われたこと、
就学についても夫と考え方が違い、悩んでいる。
●診断がついてからまだ気持ちが切り替えられない、
どんな風に切り替えれば良いか?
というお話があり、
それについて参加者・メンバーが自分の考えや思いを述べることを中心に、会話が進みました。
「悩みはお子さんのことだが、夫婦関係の問題である」という観点から、旦那さんとの接し方や旦那さん側の気持ち、自分のリフレッシュの方法などが話題に上がりました。
・夫ファーストにすることで、旦那さんの心のコップを満たし、お互いを一番の味方・協力者にすることで、結果的に自分が楽になる
・診断が出たことで旦那さんも心の葛藤やどうしていいかわからないことがある
・旦那さんは仕事などでお子さんと接する時間がどうしても短くなり、情報量が少ない
・夫婦で本音で話す時が来ているのではないか
・就学について真剣に考える時間や家族で話し合う時間を持つのは発達ちゃんの親ならでは。
話せるチャンスと捉えてみては?
・母親だって人間、
キャパオーバーになっているだけで愛情がないわけではない
・発達ちゃんかそうでないかには関係なく、
自分の子どものことを可愛くないと思う瞬間は誰にでもあり、自分を責めるべきではない
・母親自身がリフレッシュすることで、
心に少し余裕ができる
・診断がつくのはマイナスなことではなく、
支援にのっかれるというプラス面がある。
・時には発達ちゃんから離れてみるのもあり!
(お子さんと祖父母をおいて家出してみた!なんて強者もいらっしゃいました。)
その他には
●発達ちゃんの困る場面として「病院の受診」
参加者、サークルメンバー全員から共感の声が広がりました。
発達ちゃんあるあるですね。
発達ちゃんに慣れている病院・医院として、
特別支援学校で校医をされているところがいいのではないか?という意見や、
具体的な医院の名前がいくつか挙がりました。
待ち時間に本人が安心できるグッズを持参する、
というアドバイスも出ました。
食事療法に取り組んでいる参加者さんから、
具体的な方法や食事に関して工夫されていることなどのお話があり、一同感心。
●特別支援学校と特別支援級の違いは?
●受給者証、療育手帳って?
就学前のお子さんを持つ方からの質問で、
特別支援学校に在籍する子どもを持つサークルメンバーと、
福祉関係の仕事をされている参加者さんから詳細な説明をする場面があり、
サークルメンバー、参加者さん双方にとって実りのある時間になったのではないかと思います。
本日頂いた感想
・自分が今まで溜め込んでいたことがお話しできて良かった。
アドバイスや知らないことも聞けて良かった。
・色んな話や情報を聞けて良かった。
聞きたいことを予め持ってきて発表してもらうのも良いかなと思った。
・聞きたかった情報が聞けて嬉しかった。
具体的な話ができてとても勉強になった。
・みなさんとお話しできて楽しかった。
また来てお話したい。
などの感想を頂きました。
今日は、
お話し上手、聞き上手な方々に会を盛り上げていただき、
私たちも楽しくおしゃべりでき、良い勉強をさせていただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!
次回、
「ことばと発達あれこれ③」座談会は
9月14日(水) 10:00~12:00
2号館212号室
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今回7月と同じお部屋です♪
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