①小浦さんと話そう!座談会終了

活動の記録

2023年11月22日
(いい夫婦の日!)
第1回目となる「小浦さんと話そう!」座談会が満員御礼の後に終了いたしました!

9月の講演会では、
主に小浦さんのお話(※内容は活動記録をご覧ください)を聞く、というスタイルでしたが、

今回は座談会ということで、
小浦さんを囲んで、皆さんとお話することができました。

今回参加してくれたのは・・

本日の参加者はメンバーも含めて総勢18名。

講演会から引き続きご参加いただいた方が多く、支援級に通うお子さんや不登校児の保護者の方など、学校・学習のこと、進学・就職など近い将来のことについて悩まれている方が多いように思いました。

保護者の立場以外にも、
様々な方面での支援者の立場の方も来て下さいました。

今回話題になったのは・・

・子どもやパートナーの特性、ペアトレについて

・子どもからの強い表現でのSOS、どう対処する?
~その言葉に隠れた本当の気持ちは?~

・書字障害や発達の検査について

・学校での合理的配慮、実際の話

・小浦さんおすすめの書籍の紹介

いろんなお話が出た中で、今日のメインになったのは

「その子に合っている」かどうか、という話。

発達ちゃんにはそれぞれ特性や強いこだわりがある場合が多いですが、いわゆる定型発達といわれる子も含めて、どんな子にも個性があり、性格も感じ方も違うので、同じ声かけをしても反応や結果は変わって来ます。

今日の会では小浦さんが実際にお子さんや職場の方にも実践し、参考になったという、その人がどういうタイプの人なのかを知ることができるアプリ(タイプが判明した後の対処などは書籍に続きます)を紹介しました。
*記事後半に紹介リンクあり

お子さんのタイプを知ることで、その子に合った声かけや対応ができ、お子さんの力を伸ばすことができたそうです。

褒めることで伸びる子もいれば、

褒められることがプレッシャーになる子もいる。

寄り添ってほしい子もいれば、

必要以上に構わないでほしい子もいる。

声かけのタイミングも、内容も、

これが正解!

というものがあるわけではなく、その子に合っているかどうか、

上のお子さんでうまく行った方法が、下のお子さんでも通用するとは限らない・・・ということ。

いろんなタイプの子がいる中でも、きっとどの子にも必要で、有用であるのは、

共感し
認めてあげることで
自己肯定感を高めてあげること

ではないかな?と今日のお話しの中で、改めて感じました。

そして、お話しの流れから、「親」に注目した話題も飛び出しました。

親自身の自己肯定感も大事

「2・8の療育」
これはメンバーみさこが、個人的にとっても大事だと共感している言葉なのですが、

子どものための療育とは言え、
2:8の支援(子供が2:親が8)を念頭に、という意味です。

子どもへの直接的な療育は言わずもがな、

個性的な子どもを育てる親はとっても大変で、個々それぞれに違う子どもへの対応を手探りで、かつ孤軍奮闘していることが多いため、親への支援こそ欠かせない、という意味合いです。

子どもに必要な療育や支援が届くためには、
親が前を向いて情報や差し伸べられた手を掴むことがスタートライン。

だから親自身も、
自分を大切に、愛してあげられる心が大事なんです。

私たちのサークルの活動も、
平日の昼間に親や支援者などの大人だけで集まってお話しする座談会がメインです。

それは、
メンバー自身が子供の発達のことに悩んだ時、近くにいた発達ちゃんの親同士、横の繋がりに救われ、励まされた経験から、

子どものことを話しながらも、
子どもとちょっと離れて、
親同士が繋がれる、話せる、癒されるような場を作りたかったからです。

参加者さんのいろんなお話が、メンバーや他の参加者さんの参考になったり、勉強になったり、励みになったりします。

親が安定するだけで、
子どもが安定することもあります。

もちろん「親」の立場ではない方の参加も大歓迎です!

来月12月13日は
「癒し」要素強めなクリスマス茶話会

年明け1月10日は
2回目となる小浦さん参加の座談会

~いずれも参加申込受付中♪~

またいろんなお話を聞けるのをメンバーも楽しみにしています!!

今回頂いた感想など

・小浦さんの知識量がすごくて勉強になりました

・発達障がい・LDの子の学校での実際の配慮をもっと知りたい

・親の味方として、学校との間に入ってくれる方についても知りたい

・メンタルの落下に困っていましたが、色んな経験を聞けて良かった

・大人の発達障がいの当事者の方ともわいわい話をしてみたい

・書字障がいについての話がたくさん聞けて参考になった

・LDの保護者の方と会えて心強かった

・具体的な話が聞けて嬉しかった

・不登校の家時間の過ごし方、学校以外の家での教育の仕方について話してみたい

・親にこそ支援が必要・・考えさせられた

・また参加したい!
 また小浦さんを囲みたい!

みなさん、ご参加ありがとうございました!

座談会の中で登場したもの紹介

・「人間は9タイプ
*KADOKAWAオフィシャルサイトが開きます
*診断結果の詳細は書籍購入となるそうです・・

・「Goodnotes
*小浦さんのお子さんが実際に使用しているアプリです
*クリックでアプリサイトが開きます

~お詫び~

「Goodnotes」については
座談会開催日より前にご質問頂いていたにも関わらず、当日みなさんに紹介できず申し訳ありませんでした。

ちょっと思う所・・♡

少し話は変わりますが、
今までの座談会を通して、
メンバー共通で感じてきたことがあります。

私たちのサークルのメンバーは特別支援学校に通う子の親がほとんどなので、幼児期から福祉サービスにどっぷり浸かってきました。

福祉サービスを受けるためのメンドクサイ(笑)手続きなどは経験済みのことが多く、

私たちにとっての”当たり前”の情報やサービスを、意外と知らなかったり、これからなんです!という方が結構多いということ。

今日の座談会では、

就労移行支援って何?

どうやったら受けられるの?
まずどこにいけばいい?

受給者証、手帳って?

という話題が出ました。

過去の座談会でも何度か出た話題です。

今後は、そういったことにもフォーカスした活動ができれば、と思案中です・・・(^^♪

本日もたくさんの皆様のご参加、ありがとうございました。

写真を撮り忘れたのが悔やまれる・・・笑

本日の議事録担当はともみでした!!

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