共生社会推進事業所に認定されました!

お知らせ

金沢市が推し進めている
共生社会推進事業に当サークルも仲間入りさせてもらうことになりました!

学校が
すべての子どもたちにとって安心な場になるために、自分も何かできることはないか?とお考えの皆様と繋がりたい!

事業者認定を記念して
講演会を企画いたしました。

講演会開催決定!

◎講演会タイトル
「前例なくてもできました!」

◎日時
9月13日(水)10:00~12:00
‣教育プラザ富樫1号館131号室

《こんな方に聞いて頂きたい!》

・子どもたちのために良い提案をしたいけど、「前例がない」と言われて諦めそうになっている方

・行政や学校との交渉に不安がある方

・困っている当事者たちをサポートしたいとお考えの専門家・市民の方

・学習障害といわれる特性について興味のある方

《内容》

書字障害を持つ息子のために、県教育委員会と交渉し、23年3月、県公立高校入試で初の全面PC使用の配慮を実現した方から、経緯を伺います。

*詳細・お申込みはこちらをご覧ください

◎講師紹介
★2023年6月よりサークルメンバーとなり、現在金沢市の共生社会推進サポーターとして推薦しています

小浦むつみ氏

金沢大学教育学部卒。
学生時代に「統合教育」(今でいうインクルーシブ教育)を学び、ハンディのある子もいっしょに育つ「統合保育」をやっていた幼稚園に就職。
その後アジア各国で児童施設などを訪問しボランティア活動を体験。
現在、野々市市在住。
子ども4人のうち、末っ子がさまざまな体調不良や不登校を経験。
中2で「限局性書字障害」と診断され、市教委や学校の協力を得ながら、授業や定期試験で合理的配慮(PC使用など)を受ける。
23年3月、県公立高校の入試で、県内初の全面PC使用の配慮を実現。

共生社会推進事業について

共生社会推進事業とは
障害に対しての一層の理解や障害のある人への差別解消や配慮を推進する金沢市の事業です。

今まで合理的配慮の提供は
公的機関では義務、
民間機関では努力義務だったのですが

どちらも提供が義務化されたことを受けて、みんなが安心して暮らせる社会の実現を目指すものです。

その中でも当サークルは、

「子どもたちの生きる社会」である「教育現場」

に重きを置いて、
子どもたちが安心して学べる環境を推進していくことを目標にしています。

わたしたちサークルメンバーの子は、そのほとんどが療育手帳を持ち、特別支援学校に通っています。

そんな背景でサークル活動をしていると
地域の学校で苦しんでいる発達ちゃんの親御さんと話す機会がたくさんあります。

特別支援学校では当たり前の合理的配慮を手にすることに、苦労しているお話を度々耳にします。

確かに特別支援学校という少人数の環境でしか整わないものもたくさんあります。

でも一方で、
ちょっとした考え方の転換や
少しの意識の変化で
実現することもたくさんあると感じます。

そんな中、
キセキのような巡りあわせで知り合ったのが小浦むつみさんでした。

知り合う前に
新聞紙面でその素晴らしいご経験を知っていたわたし。

この人があの人なんや❕❕❕

語彙力も吹っ飛ぶ偶然の出会いに、すっかり意気投合し、その勢いでここまでこぎ着けました笑

世の中の調査では

「発達障がいの子が増えている」

「不登校の子が過去最多」

なんて文言をしょっちゅう見かけます。

みんなに優しい社会
子どもたちにとってはみんなに優しい教育現場
ではないでしょうか?

不登校の子の多くは
学校という社会に属せなかった自分をとても責めてしまいます。

「人生詰んだ」

我が家の不登校の子がそう言っていたのを、今でもはっきり覚えていますが、

子どもたちにとって
学校とは社会そのもの。

これから大人になっていく子どもたちに、優しい社会をみんなで作っていきたいと思います。

子どもたちに優しい学校って
きっと先生たちにとっても心と働く時間に余裕のある優しい学校なんじゃないかな。

先生方が山のような業務に苦しんでいる現状を変えていく必要もあると痛感していますが、わたしたちにできることは、まずは当事者からの切実な声をあげていくことだと思っています。

子どもたちも先生方も
優しい心で共に過ごせる学校作りの小さな一助となれば。



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