ADHD、自閉スペクトラム症、不安症、ディスレクシアの子どもたちが活躍する絵本シリーズ全4巻。
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ひらめきでなぞとき! ADHDのイジー (こんなおともだちってすごいね! 2) [ 田中康雄 ] 価格:1,980円 |
ドキドキにまけない! 不安症のルビー (こんなおともだちってすごいね! 4) [ 田中康雄 ] 価格:1,980円 |
きおくはかんぺき! ディスレクシアのサミー (こんなおともだちってすごいね! 1) [ 田中康雄 ] 価格:1,980円 |
ネガティブな印象の「障害」。
確かに弱みではありますが、
周りとは違う「力」を発揮することもあります。
そんな特性を持ったお友達との関わり方を、
クラスのみんなで考えることができる絵本シリーズ。
先日観た「夢見る小学校」でも出てきた考え方なのですが、
一斉授業、一斉指導、という個を1つの型にはめようとする現代の教育や社会が、
「発達障害」という概念を作り出している、という考え方。
社会が作りあげた「型」にはまらない子どもたちを、
みんなと違うからという理由で「発達障害」と言う。
「発達障害って、脳の個性なんです」
脳科学者の茂木先生がおっしゃっていました。
脳内での神経回路の繋がりに、個性がある。
それを間違いだとか、正しいだとか、
そもそも他人が決めていいものではない・・
確かにその通りだと思いました。
でも現実には、その個性が影響して、
本人が「生き辛い」と感じてしまいます。
その時、もし周囲に正しい理解と知識があれば。
周囲にとって好ましくないことをしたとき、
頭ごなしに「それはダメなことでしょ!」と言うのか、
「なぜそんなことをしたのだろう?」と考えてみるのとでは、
全然違ってくるし、
「ダメなことばかりする」という色眼鏡を外してみれば、
その子のすごい特技や感性に気付くことだってできる。
絵本を通して、
今、生き辛さを感じている子どもたちが、
少しでもその子らしく、イキイキと暮らせる環境が広がればいいなと思います^^
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