2022年5月17日火曜日、
第2回目となる、「不登校ともに歩む親の会」が無事に終了しました^^
初回から続けてご参加頂いた方、
今回初めてお越しいただいた方、
合計5名の方にご参加いただきました^^
ご参加下さった方々、ありがとうございました!
今回お越しいただいた方は・・
・通信制高校に通っているお子さん
・通信制高校卒業を控え、就職活動に悩んでいるお子さん
・不登校真っただ中の中学生のお子さん
・短時間での登校を頑張っている小学生のお子さん
・地域の情緒クラスに通う小学生のお子さん
・朝に行き渋りのある特別支援学校に通うお子さん
・・・をお持ちの保護者の方
・教師として不登校の子どもと関わった経験のある方
いろんな背景をお持ちの方々とお話しすることができました。
今回話題に上った“悩み”
・部分登校をしているが、返って苦しいのでは?
・HSC(Highly Sensitive Child:敏感過ぎる子)がある
・自閉傾向から、先生との相性次第で登校が辛いものに
・不登校の子に「働いていないお母さんが恥ずかしい」と言われた
・不登校をママのせいにされた
・学校の縛りがキツすぎる(キャラものの文具がダメなど)
などなど、子どもの性格傾向や自閉症などの特性なども、学校に行けなくなる素因になり得ることを改めて感じました。
今回は、不登校に絡めて発達上の心配や困難さ、
好きな言葉ではありませんが、「発達障害」との関係にまつわる話題が多かったです。
今回頂いた名言集
・「今日から学校のことを考えるのはやめよう!
君のスタートは高校だ!
今あるそれまでの時間は、高校から先のことについて考えよう!」
~フリースクールの先生から、子どもに預かった伝言~
・本当に没頭できるものに出会えて、子どもがとっても明るくなった
・「何もしない」ことも本人の選択
(自分も周りも尊重できるといいな)
・ミミミラボ*って良さそうね
(子どもが行けると良いのに)
*三谷産業が運営する10代だけのクリエイティブラボ
・「F組*」のような取り組みが、もっと浸透して、そういう選択肢を学校や社会が自然に受け入れられる社会になればいいよね
*校内フリースクールに関するニュースのYoutubeが開きます(CBCニュース)
・映画「夢見る小学校」を観て、特別支援学校と似た雰囲気を関じた。
特別支援教育は、障害のある子だけのものじゃない。
一人一人を尊重する、特別新教育が、もっと地域の学校でも広がればいい
(同じ映画を観た方が3人も!)
今回頂いた感想
・皆さんのお話が聞けて、自分の話もできて、スッキリしました
・家で不登校が頭から離れずモヤモヤ・・でもみんなで不登校を考えるのはスッキリします
・不登校には発達の特性が絡んでくることもあり、幅広い視野で考えていかなければいけない
・不登校だけじゃなく、発達系の話も聞けて勉強になりました
・同じ発達特性のある子どもの話題で盛り上がり、よかったです
本当にありがとうございました。
『今の学校に馴染めない・・』
『じゃあ別の環境にいけばいいじゃん!』
そんな風にみんなが、思えたら、【不登校】に苦しむ子は少なくなるんじゃないかな。
そう、みんなが、です。
不登校になった子やその親だけじゃなくて、
今元気に学校に通ってる子やその親、先生、おじいちゃんおばあちゃん、ご近所さん・・など、みんなが、です。
多くの場合、
子どもが不登校になってから、初めてフリースクールやホームスクーリング、通信教育などの存在に気が付きます。
でもきっと、それじゃ遅いんですよね。
だから、【不登校】なんて言葉が生まれちゃう。
【不登校】って日本特有の言葉だと言います。
それはきっと、
『地域の学校がすべて』
そんな風に社会が思ってるから。
それ以外の選択肢が社会的に認められれば、
「学校に行けていない自分」に苦しむことは、多分少なくなるように思います。
なんだか発達障害の捉え方にも似ています。
「発達障害」は社会が作り出した障害、という考え方があります。
多くの人がはまる型に合わない子を、
型に合わないから、という理由で「障害」だって。
不登校も発達障害も、生き辛さであることには変わりないですが、
社会の懐が、もっともっと広くなればいいなぁと思います^^
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