第2回 ぽこぽこ親子あそび【いろとりどり】終了しました!

活動の記録

2023年5月20日土曜日
第2回目となる「ぽこぽこ親子あそび いろとりどり」が無事終了いたしました!

今回から新しい場所。

そして、会場が今までのスタジオの大きさの2倍以上の広さということもあって、どうなるかしらと心配がありましたが、安全に過ごすことが出来ました。

事前ミーティングでは、
・安全管理の問題
・音の問題(聴覚過敏の配慮)

少しでも負担なく会場に入ってもらうには、どうしたらいいか。

これをじっくりと話し合いました。

会場が新しくなるのを機に、
内履きを履くことを決定しようと決めました。

今までも履いていたのですが
履きたがらない子がいたり、途中で脱いでしまったり。

内履きを履く大人と子、
そこに履かない子が混在すると、
足を踏まれた時にケガをしてしまうので、安全面でずっと気になっていたことの1つです。

新しい会場ではどの子も活動の終わりまで内履きを履いて参加してくれました。

よかったです。

活動のふりかえり

前回パラバルーンの大きな音が苦手な子が居たので、今回はパラバルーンはやめ、みんなでダンスを楽しもうと活動を変更することにしました。

音の出力の仕方も、
フェードインで驚かせないように気をつけることにしました。

実際は、
小さな音でも「消して」と申し出る子が居たので、ダンスは今回やめることにしました。

何より場所に慣れてもらうことを一番に考えました。

会場に入るまでに時間を要する子がいましたが、全員、会場に入ることが出来ました。

鉄棒や、平均台、バスケットゴール、マット、シーツブランコ、パズルや洗濯ばさみの手先を使った手作り玩具、シール貼り、など遊べるコーナーを用意し、親子で楽しみました。

準備体操、声トレをいつも通り入れてみました。

慣れてる雰囲気、安心してできるメニュー。

そして、声トレ。

緘黙ちゃんがしっかり声を出していました。

いいですね。

お名前リズム打ちは、
今回はロングバージョンでやってみました。

初めてのお友達が、しっかりとタンバリンを叩いていました。

リズムの力ってすごいなぁと感動した場面でした。

既存のメンバーは、
リズム打ちがどんどん上達していて、
やりたい気持ちであふれていて、表情がキラキラしていました。

ことば音楽療法って素晴らしいです。

ともみ、あつこの名前をみんなで叩いてみました。

ともみのフルネーム7文字、
あつこのフルネーム6文字、
名前が違うとリズムが違う」ということを学びました。

みんなとってもいい顔をしていましたよ。

今回のプログラム

  1. 理学療法士による準備体操
    初級ビジョントレーナーによる集中トレーニング
    声トレ
  1. はじまりの会
  2. 自由遊び
    ・コーナー遊び
    【サーキット、鉄棒、バスケット、ボール、シーツブランコ】
    ・手先を使った遊び(パズル、シール貼り、洗濯ばさみ)
  1. 静の遊び
    ・パネルシアター「とんでったバナナ」
    ・お名前リズム打ちロングバージョン
  1. おわりの会
  2. 片付け

感想

★ことば音楽療法士:ともみ

今回、一番危惧していた、
会場に入れない子がいるかも問題は、何とかクリアし、慣れるまでに時間がかかった子はいるものの、「全員入れた=今回は成功」と言っても良いかもしれません。

会場に入ってもらえないと、何も始まりません。

何とか新しい場所でスタートを切れました。

それに反して、
今回は個人的に、修行回から含めて、一番「やった感」がない回になりました。

体調が万全でないこともあり、
担当プログラム「あるいてはしって」を今回はプログラムから外してもらいました。

子どもたち全員が参加できる場面が多く、
オリジナルメンバーには定着してきたプログラムなので、せっかくの広い会場でできず、残念でした。

次回は「あるいてはしって」の動きを工夫して、できる範囲でやりたいと思います。

お名前リズム打ちはロングバージョンにしてみました。

今までは、一人ずつ「自分の名前」に合わせてタンバリンでリズム打ちをしてきました。

1対1で打つので、みんな自分の番になると楽しそうに打ってくれるし、上手に打てる子も増えてきていました。

ロングバージョンは、「みんなで同じリズムを一緒に打つ」という時間を作ってみたのですが・・・

一人ずつ打っている時の集中力や楽しい雰囲気が半減。

何とか打ってくれた子もいましたが、全然お手本を見ていない子もいました。

1対1とは全然違いました。

みんなで合わせる・・・
改めて難しさを感じました。

次回に向けて練り直したいと思います。

その他、会場が広くなった分、
みんなが思い思いの場所でのびのび遊んだ為に、我が子のみと過ごしている時間がどうしても多くなり、他の子の様子を見たり、一緒に遊んだりする時間があまり取れませんでした。

自由に遊べて、
会場にも慣れて、
子どもたちにとっては、まずまず良かったのかな?と思いますが、運営側としては、もう少しみんなで遊ぶ時間を持てるように上手く誘導できれば良かったなと思いました。

新しい会場にうまく対応できなかったのは、案外大人の方かもしれません。笑

課題がたくさん出てきましたが、次回に向けて、3人でまた、知恵を絞って練って行きたいと思います。

★初級ビジョントレーナー:みさこ

こんなに贅沢な環境で思いっきり遊ばせてあげられるなんて!

広くて、
遊具もたくさんあって、
しかも貸し切り!

場所を心よく提供して下さる方に
感謝してもしきれません!

この場で改めてお礼を伝えたいと思います。
ありがとうございます!

さて、その贅沢過ぎる環境での初活動。
広くて一人ひとりを十分に追いきれない・・

遊具の設置場所やプログラムの組み立てに、今一度工夫が必要だと感じました。

同時に、
一見自由な自由あそびの中に、
子どもたちそれぞれのペースで取り組める「狙いのある仕組み」をもっと入れていきたい!と思いました。

この広さと遊具を存分に使えるんだから!

発達に課題のある子どもたちの中には、

「自由の不自由」がある子たちも多いです。

「自由に遊んでいいよ」とか
「自由時間」とか・・

『何をしたらいいのか分からない』と思ってしまうことです。

なので遊び場所を提供するということは、

遊びの選択肢をこっそり目に付くように置いておく、
とか、
遊び方の見本を何気なく見せる、
とか。
そんなことも大事な準備です。

その中に、
わたしたちならではの工夫を凝らした遊びを紛れ込ませたい。

ビジョントレーニングは
実は感覚統合と切っても切れない深い関係があります。

今回、
今まで取り組んでいた指人形を使ったビジョントレーニングが思うようにできませんでした・・

でも今回、
子どもたちの動きを見ていて、気付いたこともありました。

『こんな動きをする遊びがいいかも』

子どもたちが気付かないうちに、
発達を後押しするような動きをもっとたくさん、こっそりと遊びの中に取り入れていきたいと思います!

★保育士:あつこ

シーツブランコをどうしてもやりたくて今回やらせてもらいました。

保育園の子よりも随分重たかったですが、とても楽しくて、いい時間でした。

たくさん「もう一回」のリクエストをもらいました。
これが、自発的表出コミュニケーションですよね! 

ぽこぽこ親子あそびいろとりどりを続けていくうえで、信頼関係を築くことが、最も大事なことであると思っています。

保育園で働いていても、
思うところは同じで、
信頼関係がないと何も教えられませんし、受け入れてもらえなければ前に進めません。

親子あそびで月に一度会う関係性で信頼関係を築くことは、なかなか難しくとても悩みます。

空回りの自分に焦ったり、
お子さんに負荷をかけてしまっているんではないかと悩み落ち込むこともあります。

三人寄れば文殊の知恵。

毎回ともみさん、みさこさんに助けられています。

発達ちゃんママはリアルに子育てをしてきているから知恵をたくさん持っている←尊敬しかない

いろとりどりの目的は、
・経験値を増やすこと
・運動
・余暇活動
・息抜き
・遊び場の提供
・療育(音楽療法、ビジョントレーニング、コミュニケーション)だと私は思っています。

信頼関係がなければ、
これすべてができないということです。

ひとつひとつ信頼関係を積み上げながら、進んでいきたいと思います。

これからも頑張ります。
よろしくお願いします。

~継続は力なり~

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