第3回「不登校ともに歩む親の会」終了しました!

活動の記録

2022年6月22日水曜日、
不登校ともに歩む親の会3回目が無事終了しました!

今回は、
・リピーターの方 5名
・初めてお越し頂いた方 3名
・メンバー 2名
合計10名の方にご参加いただきました^^

お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

2歳から小学生、中学生、そして高校生以上と、
幅広い年代のお子さんをお持ちの方々と共に、
今回の会は、色んな話題が飛び出し、
とっても深く心に残る会となりました。

今回話題に上った”悩み”

・5月の連休の好調から一転、また辛そうな様子・・
・兄弟関係
・診断のつかない「不登校」に対する合理的配慮は?
・子どもの話を傾聴する親の辛さ
・「課題の分離」の難しさ
・「大丈夫」の伝え方の難しさ
 (安全欲求の満たし方は子どもそれぞれ違う)

などなど、
その子が抱える辛さ、
その表現の仕方、は十人十色。

また、
親子だからこそ辛い、傾聴や課題の分離*。
強いては兄弟など家族の関係・・

*課題の分離:子どもの課題は親の課題ではない、と切り分けて考えることで、子どもの課題に親が踏み込まない姿勢を指す心理学用語(親子関係に限らず)

家族の関係では、
当事者であるサークルメンバーでは、障害を持つ妹と不登校の兄・・

兄にとって妹は、
自分より弱く、唯一感情をむき出しにできる相手。

一面だけを切り取れば、
一方的な口攻撃は許せたものではありません。

ですが、
障がい児を兄弟に持つ子は、
「きょうだい児」という言葉があるほど、
特別な環境にいる「困り感のある子」でもあります。

家にいても我慢をする頻度は、
きっと高いんですよね・・

そしてその間に立つべき親もまた、
迷い、傷つき、その場その場の判断の難しさに直面する辛さがあります。

同じ家族でも、
価値観が違ったり、
立場が違ったりして、
こちらを立てればあちらが立たず、子どもを取り巻く家族の悩みも上りました。

今回頂いた名言集

・傾聴の「聴」という字は「聴す:ゆるす」と読む
➡どんな発言も話すことを許される、という安心感が大事

・自分の気持ちを吐き出さないと、メッセージを受け取れない
➡親も子も、自分の気持ちをちゃんと吐き出そう!
(子は親に、親は外で)

・塞ぎこんで辛そうな「悶々期」を抜けた先に光がある
➡辛そうにしていると、つい助けてあげたくなるが、悶々期は必要な時期

・「悶々期」親にとっては滝行
➡マイナスシャワーを受けたら、親は外で発散しよう!

・不登校も発達障害も、親は新しい扉を開ける機会をもらったんだ
➡ないものではなく、あるものに感謝できるように♪

・子どもから出る言葉をそのままの意味で捉えない

今回は、
いや、今回も、心に深く残る名言がたくさん飛び出しました。

一時、
たくさんの想いが詰まった数多の涙が会場に流れました。

例外なく、わたしも泣いてしまいました。

でもこうやって、
一緒に泣いて話合える皆さんが、
わたしにとっては本当に宝です。

知ってましたか?
泣いてもセロトニンは分泌されるんですよ♪

これからも辛いときには我慢せずにたくさん泣いて、すっきりしたいと思います^^

個人的に掘り下げたい内容(笑)

先述の名言集の一番最後の、

「子どもから出る言葉をそのままの意味で捉えない」

これは、
言葉そのままの意味ではなく、
本当の気持ちはその奥の方に隠されていることがあるので、

言ってほしくない言葉が出た時も、
直球で捉えなくてもいい、
直球で捉えると辛いから。

そんな意味なのですが、
療育関係の講座で聞いた、
「カモフラージュ行動」というのを思い出しました。

カモフラージュ行動とは、
自分の弱さなどを隠したいから、
実際に現れる言動は本心とは裏腹なことをしてしまう、というものです。

例えば、
本当は一緒にやりたいと思っているのに、
うまくできる自信がなかったり、
恥ずかしかったりして、

「別にやりたくないし」

「つまらないから」

など、
いわば、
ちょっと感じの悪い態度を取ってしまう。

発達に困り感のある子ほど、
自分の弱さがハードルになって、
こういう言動をしてしまいがち。

だから支援者や親は、
その言葉の中に秘められた本人の想いを想像してみましょう、というお話でした。

不登校という心に重しを持っている子たちも、同じじゃないかな、と思いました。

自暴自棄な言動も、
攻撃的な言動も、

自分に自信なんて持てない、
自分なんて・・って思ってるから、

きっと、
深いところにあるメッセージは、

「すごく辛いんだよ!!!!」

「気付いて!!!!」

なんですよね。

「言葉」ではなく、
「メッセージ」を受け取れると、
親の心もちょっと軽くなるのかなぁ。

今回頂いた感想

・子ども本人が望むことを一番に考えないと、と改めて思いました。

・受け止めるだけで、子どもが救われることもあると実感

・濃い話でした!

【今後話合いたい内容としてご意見頂きました!】
・学校との連絡の取り方
・先生との信頼関係の持ち方
・食事が心に与える影響
・言葉がけについて

お知らせ

◆7月は会場の都合によりお休みとなります

◆8月は夏休み特別企画!
「不登校ともに歩む親の会 親子スペシャル」
 *詳細は6月24日金曜日に案内を投稿予定です♪

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