ことばと発達あれこれ座談会 3回目が終了しました!

活動の記録

2022年9月14日、
「ことばと発達あれこれ」座談会3回目が無事に終了いたしました。

珍しく記念撮影しました^^

*松井佑介さんの教室紹介の様子が
 本日9月15日 18:09頃、石川テレビで放送予定です!

↓↓↓取材された石川テレビさんより動画を頂きました♪

当サイトにリンクを貼らせて頂くことをご快諾いただき、ありがとうございます。
この場を借りて厚く御礼申し上げます^^

♪松井さんの熱意と魅力が伝わる、とっても素敵な内容です♪
ぜひ一度ご覧ください!

今回参加してくれたのは・・

・前回に引き続き参加してくれた発達ちゃんのママ
・初めてご参加いただいた発達ちゃんのママ
・お仕事が一区切りし、新たな学びをされている中、言葉の発達に興味を持たれた方
・吃音者のためのスポーツ教室DOMOスポについてご紹介くださった松井佑介さん

・サークルメンバー:みさこ、ともみ、めぐみ の3名

合計7名で、様々なお話をさせていただきました。

今回の流れ

①自己紹介&座談会 
②ことばの資料について(過去回では、配るだけでまったく触れてこなかった・・・)
③吃音について知ろう!&DOMOスポさん紹介 

と、いつもと少し違う流れになりました。

まずは座談会・・・

今日お話を伺って、
メンバーのともみが個人的に感じたのは、
今日集まった発達ちゃんのママたちは、
我が子の特性をしっかり見極めて、苦労しながらも、ご自分なりにその都度対処方法を編み出し、上手に育児・育自されている方ばかりだな、ということです。

なので、とっても明るい!!

何歳で診断が出て、
こんなことが起きて、
言葉が全然出なくて・・・
と話していても、その時こう対処したら事態が好転した、こういうのを試してみている、という話でエピソードが終わることが多く、参加者がその話に感心、共感する、というとても和やかな雰囲気で会が進みました。

ことばの資料について・・・

今日の資料のテーマは、
ことばの”コップの水があふれる”」でした。

確かに“発語”としての言葉が出るというのは、
とても待ち遠しくて、ついついその事にばかり気になってしまうものですが、言葉はコミュニケーションツールの1つ。

子どもの「伝える力」を育むのも関わり方の1つだと思います。

そんな話の流れから、
・”選択する”という経験を積ませる方法
・言葉以外のコミュニケーションツールを活用する、を実践されている方から、

『子どもの好きな食べ物を表すダンス(ジェスチャー)を作ってみたら、子どもがそれを食べたい時に、それが置いてある方を指さして、そのダンスをしながら、食べたいことを伝えてくれるようになった』

というユニークな実体験エピソードが飛び出しました。

家族内だけで伝わる方法ですが、
親子で楽しくコミュニケーションを取れる、
子どもの意思表示をしっかりキャッチできる、
子どもの発達の足掛かりとなる、
という意味で、とても効果的な方法だなと思いました。

吃音について知ろう!・・・

今日のぽこぽこは

松井さんの日」❕

と言っても過言ではないくらい、
当事者として、指導者として、のアツイ想いをたくさんお話ししてくださいました。

参加者さんからも、
松井さんのお話が良かった、
興味深かった、
もっとお話を伺いたかった、
などの感想が多数寄せられました。

普段は、
一般社団法人 Be.カラフル(放デイ)で障害児にスポーツ指導を行っている松井さん。

参加者さんの中には、”松井先生”として知っている方もいらっしゃいました。

全国的にも珍しい試みである
「吃音者のためのスポーツ教室 DOMOスポ」に関して、座談会でぜひ紹介させてもらいたい、との有難いお話を頂き、それならば、その教室のことだけじゃなくて、吃音について知る機会にしたいと思い、サークルメンバー、参加者からの質問に答えて頂く運びとなりました。

吃音症の問題の本質は、
その症状そのものよりも、本人が吃音であることを気に病み、それをバカにされることが嫌で、「どうせ自分なんか・・・」と思い込み、自分で自分の可能性を閉ざしてしまうこと、それによって自分の思い通りの人生が歩めないことだ、という言葉がとても印象に残りました。

今現在の、明るくて、積極的な様子の松井さんからは想像できないほどの、学生時代の辛い経験やご自身の自己肯定感の低さ・・・そんな中でも、スポーツと、スポーツを通してコミュニケーションが取れる部活動の仲間は自分の支えになったことから、

・スポーツでは自然にコミュニケーションが生まれる
・ありのままの自分を表現できる

と強く感じ、
そのような場を、
”話すのが苦手”な子どもたちのために作りたいと思われたとのことです。

ちなみに、DOMOスポは、吃音症以外のコミュニケーションが苦手なお子さんもウェルカム!だそうです。

言葉の遅れや、コミュニケーションに困難さを抱える子どもを育てている私たちサークルメンバー。

その理由や症状、程度の違いはありますが、想いは一緒だなと感じました。

うまく喋ることだけがコミュニケーションじゃない。

喋る以外の表現方法はいくらでもある。

どう伝えているか、
どんな風に喋っているかではなく、
「何を伝えているのか」
その”内容”に注目して欲しい!!

いろんな「個性」を受け入れてくれる、
そんな社会になればいいな、と強く思いました。

本日頂いた感想

・経験者の方の話はとても為になった。また参加したいと思える雰囲気で、楽しかった。

・松井さんのお話がとても良かった。前回と違う話が聞けて良かった。

・とても勉強になった。障害をもつお子さんのお母さんの辛さをほんの少しだけでも知れたことが良かった。松井さんのお話もとても興味深かった。

・場面緘黙症や言語発達の遅れで生きづらさを抱えているお子さんの保護者の話が聞けて、とても勉強になった。

・表出する言葉は大切だけど、もっと大切なのは心の声だと実感。
 本当に大事なものは目には見えない、耳にも聞こえない、のかもしれないと思いました。

次回「ことばと発達あれこれ④」は
シリーズ最終回となります

●10月12日(水) 10:00~12:00
 2号館212号室
 資料「子どもの発達に一番大切なこと」

*過去回の資料もコピー代実費負担にてお渡しできます

予告★
11月は新テーマ
「ことば音楽療法&ビジョントレーニングって何?」
上記資格を持つメンバーが、子どもの発達のためにできることを交えてお話する予定です♪

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