【いろとりどり】修行日記⑥

修行日記

2023年3月18日土曜日
ぽこぽこ課外活動【いろとりどり】
6回目が無事終了しました。

修業最終回。

会場がまだ人数制限の中、
今回は見学や体験のお声がけをさせていただき後半1時間の枠で見学、体験に来ていただきました。

前半はいつものメンバー、
いつも通りのペース、

後半は人数が増え、
人数調整のため大人が出たり入ったりして、ちょっとバタバタしました(汗)。

人数が増えるだけでこんなにも雰囲気が違うんだなと動揺してしまいました。

最後の修行はドタバタ劇に終わりましたが、この経験を活かし、次につなげていきたいと思いました。

第6回【いろとりどり】
第6回【いろとりどり】

活動のふりかえり

準備体操は、慣れてきました。

模倣が上手です。

気分が乗るタイミングがみんな同じではないので、最初から最後まで全員でというのはないですが、全員が参加している場面はいくつもあります。

直にお手本ママを見て真似していた子が、
鏡に映る鏡越しのお手本ママを見て真似する姿がありました。

そういう変化が面白いです。

今回は背中マッサージ、腹式発声を取り入れました。

腹式発声は呼吸を意識するのは難しい様子。

長くなりすぎるとやらされてる感が出て白けちゃうので、声を出すところに重点を置きたいと思いました。

自由遊びと、運動遊びが曖昧でわかりにくかったように感じます。

自由遊び(個人)と運動遊び(集団)をはっきり分け、自由遊びは、ひとりひとりがもっと自由でいいと思いました。

あるいてはしっては、
みんな楽しみにしてる感あり、楽しそうです。

パラバルーンはいろんな楽しみ方があり、
今日はどんな感じ?と子どもたちの動きを観察しました。

シーツのようにくるまったり、コタツのように足を入れたり、持ち上げてバタバタさせたり。

いろんなことを試していました。

「中に入って」と子どもたちのほうから大人を誘い、一緒に何度も内側に入りました。

※見学のお子さんでパラバルーンの間、耳をふさぐ姿が見られました。
聴覚過敏の子への配慮を考えていかないといけないと思いました。

静の活動は、
今回は事前に何をするかをラインでお知らせしました。
(事前に知らせることは鉄則なのに前回まで抜けていたことに反省です。)

「絵本ははらぺこあおむし」

「ゆらゆらゲームたのしみ」

と明るい表情で言いに来てくれる子がいました。
やはり、前もってが大事ですね。

リズム打ちは、盛り上がりました。

みんなの視線が集まりました。

ほかの子がタンバリンを叩いている姿をしっかり注目している子が何人もいました。

うた、絵本の読み聞かせは今回は、
集中できるような環境を作りあげることが出来ませんでした。

楽しみにしていた子に申し訳なかったなという想いが残りました。

環境を整えることの大切さを実感しました。

今回のプログラム

  1. 理学療法士による準備運動
  2. 初級ビジョントレーナーによる集中力トレーニング
  3. 背中マッサージ、腹式発声
  4. 自由遊び
  5. あるいてはしって 
    ~運動×ことば音楽療法~
  6. はじまりの会
  7. 運動遊び 
    ~ボール遊び・縄跳び・ケンパ・お手玉かごシュート・パラバルーン~
  8. 静かな遊び 
    ~ゆらゆらゲーム・手遊び~ 
    ・リズム打ち「音に合わせて叩いてみよう」ことば音楽療法
    ・うた「うれしいひなまつり」
    ・絵本「はらぺこあおむし」
  1. おわりの会
  2. 片付け

感想

★ことば音楽療法士:ともみ

人数調整で、
パラバルーンからリズム打ちの前まで、外からの見物となりました。

外から見ていると、
いつもより子どもが多いからか、他のことをしている子はいるものの、活気があり、賑やかな印象で、一見「楽しそう」でした。

中にいたあつこさん、みさこさんは、いつもと違う雰囲気を感じ、レギュラーメンバーの参加率が下がったことを強く感じていたようで、どこから見るかで、印象がこんなにも違うのだなと思いました。

 一緒に外から見物していたママの思いを聞いたり、我が子の様子を遠くから見たりして、改めて分かったことや感じたこともあるので、機会と余裕があれば、あつこさん、みさこさんにも、輪から外れてしばらく見てみるというのを順番にやってもらってもいいかなと思いました。

あるいてはしっては、
私も子どもたちも慣れてきて、そのあとのはじまりの会までの流れを、見通しを持ってみんな参加できてきている印象です。

5月からの会場では、ピアノが使えるようなので、ピアノを取り入れて本格的に「ことば遊び歌」を歌うか、今まで通りタンバリンのリズムでやるのが良いのか、ミーティングで検討していきたいと思います。

音に合わせてお名前リズム打ちは、
みんなリズムをしっかり感じて、身体でリズムを取りながら叩く子や、力強く自信を持って叩く子など、それぞれの個性や良いところを感じられるプログラムになってきました!

今回は、体験のお子さんの名前を間違えないか、私の方に必死感が出てしまい、反省。

叩かなかった場合、ゆっくり叩いて聞かせる、ママに代わりに叩いてもらうなど、臨機応変に対応しなければいけないなと思いました。

リズム感を育てる
→1音1音を聴き取る(音節分解)
→自分の名前がはっきり言えるようになる
→自分の名前に入っている音(平仮名)から言葉の世界が広がる・・・

という効果を期待し、楽しく続けていきたいと思います。

★初級ビジョントレーナー:みさこ

前回が絶好調だった子どもたち。

今回は会の始めから、
みんなの「気持ち」が同じ方向を向く時間が前回より少なかったように感じ、『なんとなくばらついているな・・』と思ってしまいました。

前回全員がクリアした集中力トレーニング(10秒)、今回は15秒にトライしましたが、メリハリのない感じに。

その場では、あれ?と言った気持ちを強く持ってしまったのですが、よく考えればこれが【いろとりどり】。

一度できたこと、
以前できたこと、
それが安定してできるようになるまでには、たくさんの経験が必要なんだ。

そんな【いろとりどり】を思いださせてくれた会になりました。

楽しく出来た!経験を、
少しずつでいいから、じっくり積み上げていきたいなと思いました。

全体としては、前回が絶好調だったこともあって、なんとなくばらついた空気があったものの、子どもたち一人一人を見ると、大きな成長を感じられた会でもありました!

◎ビジョントレーニングの基本である「跳躍眼球運動」が上手にできた子

 ➡初回はビジョントレーニングに使う指標をチラっとしか見れなかった子が、指標の動きに合わせて眼を上手に動かす姿に感激!

◎お手本と向かい合うより、鏡越しの方が同じ方向に動けると気が付いた子

 ➡「動きを見てまねる」というとっても大事な基礎の上に、自分なりの工夫を加えている点がすばらしい。

◎もともとボールが得意な子、距離感の掴み方・力加減も磨きがかかって、ナイスピッチング!

 ➡対象物と自分の距離感というのも、眼の大事な機能の1つ。
そこに「投げる」動作が加わることで、視覚+固有受容覚という感覚を組み合わせてアウトプットする、これが上手にできるのはとってもすごい事。

◎場面緘黙症の子、発声練習時にひそかに「あ~」って言った!

 ➡他のお友達のいる場面では、家族であっても声を出すことが難しい・・のに、発声した!
マスクをしていたので、始めは耳を疑ったわたし。
今あ~って言った!?と聞きたいのをグッとこらえて、ニコ!っとしたわたしもエライ!笑

この4人の子どもたちは修行期間中からのレギュラーメンバーです。

その会その会で、
できることが違っても、

毎回毎回、
ちゃんと成長を見せてくれる!

新年度、
新しく加わるお友達もいて、
新しい刺激が加わることで、一時的に「できなくなること」もあるかもしれません。

でもその先に待っているのは、
今までにはなかった成長かもしれない。

これを楽しみにできる大人でいたいです。

大人の方がドキドキしているかもしれませんが(笑)、新しく加わるお友達の成長も今からとっても楽しみです!

★保育士:あつこ

親子活動いろとりどりが、
少しカタチになってきたかなと思っていましたが。

まだまだ、満足のいく形には到達していないなと今回は反省いっぱいの自分でした。

環境構成、配慮はもちろんのこと、
メンバー同士の連携をしっかりと打ち合わせていかないといけないなと思いました。

私は夢中になると視野が狭くなり、気が利く動きが出来なくなります(苦笑)。

今回はスケジュールをこなすに精一杯で配慮ができず、スッカスカでした。
努力していきますっ。

いろとりどりのメンバーのみなさん、いつも協力してくださいましてありがとうございます。

遊びについて。

今回考え方が大きく変わりました。

遊びの分散化と自由遊びの充実です。

自分の好きや得意をやってる時は、とても心地がいいし、自分らしい姿ではないかなと。

何が好き?何がしたい?から始まる自発的な遊びを一緒に楽しんで「これ面白いね。」「これはどうなの」「またやろうね。」と言いながら、楽しい時間を過ごすことって何よりも大事だなと思いました。

信頼関係の作り方の原点ですね。

いろとりどりをどんな場所にしたいかにつながります。

これからが、ますます楽しみです。

~ 何が好き?またやろうね ~

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