第1回 ぽこぽこ親子あそび【いろとりどり】無事終了しました!

活動の記録

2023年4月22日土曜日
第1回目となる「ぽこぽこ親子あそび いろとりどり」が無事終了いたしました!

新しいメンバーが加わりました。

ドキドキしながらお迎えしましたが、ドキドキしていたのは、誰よりも初めて活動に加わる発達ちゃん自身でした。

新しい空間、新しい活動。知らない大人。

(数回は会っているのですが。場所が違うと同じ人だとわからないことがありますもんね。)

新メンバーちゃんからは緊張と興奮と不安が感じられました。

スタジオに入るのを拒む子、
いろんな感情を表現しきれず遊びの途中でスタジオを抜け出す子など。

自己防衛警報 発令中の彼らでした。

繊細さや過敏さをもっともっと理解していかなくてはいけないと痛感しました。

いろとりどりが居心地のよい場所になれるよう頑張っていきます。

勇気を出して、いろとりどりに参加してくださいまして、ありがとうございました。

いろとりどり新メンバーになってくれてありがとう。これからも、よろしくっ。

活動のふりかえり

今回のテーマは

●あそびの見直し
→子どもたちには好きなあそびがある、満足するまで遊べてる?

子どもたちの好きなあそびに大人がのっかって一緒に楽しもう。

●活動の強弱
→盛り込みすぎない。
 何をやりたいかを絞る。
 あそびを真ん中に置いて、活動を考えていく。

●活動の始まり境目
→歌などを使ってわかりやすくする。

いろとりどりでやったことを毎回おうちで自主練をしている子がいます。

嬉しいです。

今回は会が始まる前にスタジオで「あるく~あるく~」と言いながら「あるいてはしって(ことば音楽療法メニュー)」を親子でやっていました。

感動~。

準備体操を始める時に「始まるよ始まるよ、準備体操始めるよ」と歌ってみました。

はじまりが明確になってよかったです。

準備体操、
ビジョントレーニング、
あるいてはしっては、
すでに子どもたちにとって定番となり動きがとてもスムーズです。

はじまりの会では、
歌が得意な子に司会のお手伝いをお願いしました。

おわりの会の歌も立派に歌ってくれましたよ。
こういうのいいですね。

今回は自由遊びがメイン活動。

子どもたちの好きな遊びを一緒に楽しみました。

縄跳び、グーグーパー、輪投げをしました。

たくさんの笑い声を聞けました。

今回から自由遊びは、運動遊びにこだわらないことにしました。

CDで音楽を聴いて楽しむ子、
パズルをする子、
ホワイトボードに絵を描く子、
ビジョントレーニングのマスコット人形を気に入って手にはめて、嬉しそうにしている子。

いろんな姿が見られました。

静の活動。

パネルシアターは、面白くて軽快なものを選びました。
笑いながら手拍子をして参加してくれました。

お歌「はる」は、保育士あつこがアカペラで歌い、それを聴きながら親子でまったりと。
親子のふれあいタイムにしました。

今回のメイン活動ふたつめは誕生日会。

誕生月の子たちに親子で前に出てきてもらい、
カレンダーの自分の誕生日のところにシールを貼りました。

みんなで歌でお祝いしました。

歌はハッピーバースデーのほかに、急遽、ともみさんにミーティングで作ってもらった、ひとりひとりの誕生日の日にちの歌を歌いました。

お誕生月の子たちが私たちの想像を超えて、すごくすごく喜んでいました。

誕生日はその子にとっての特別な日ですものね。

それは嬉しいよね。

特別な日をこれからもみんなでお祝いしていきたいと思います。

今回のプログラム

  1. 理学療法士による準備体操
    初級ビジョントレーナーによる集中トレーニング
    声トレ
  1. あるいてはしって
    ~運動×ことば音楽療法~
  2. はじまりの会
  3. 自由遊び
  4. 運動遊び
    ~パラバルーン~
  5. 静の遊び
    ・パネルシアター「五匹のこぶた」「ポンポンポケット」
    ・お歌「はる」  
    ・お名前リズム打ち
  1. 誕生日会
  2. おわりの会
  3. 片付け

感想

ことば音楽療法士:ともみ

今回は、前回の反省を踏まえて準備したことが功を奏した部分と、想定できたはずのことに考えが及んでいなかったことを痛感した部分と、明暗ハッキリした会となりました。

修行回から参加してくれた4人のメンバー(オリジナルメンバー)は、積み重ねによって[いろとりどり]の流れを理解しており、変更点も、言葉や視覚支援で説明すれば理解できます。

同じメンバーで積み重ねてきた安心感で、多少の変更点があったとしても、予告さえしていれば、受け入れられるのだと思います。

そして、前回のお試しでいろいろ詰め込んだものを逆に絞って、ゆったりと楽しむスケジュールにしたのも良かったと思います。

オリジナルメンバーは、落ち着いて、楽しんで参加できていたと思います。

新メンバーは、オリジナルメンバーより小さい子たち。

しかも慣れない場所、知らない人たちと、先の見えない活動・・・

それぞれの特性も相まって、お部屋に入ることすらできない・・・。

参加できないことは想定していましたが、入ることすらできないことを想定できていませんでした。

自分の子が幼稚園の時、参観などで同じ空間にいれず、園庭で遊ばせてもらった経験などもあり、「先輩ママ」としてその場にいれないこともあることを想定できたはすなのに・・・

また急にお部屋から出て行った場合、どうするのか?

そんなことも想定できていませんでした。

どうやって活動に誘うか、そんなことばっかり考えていましたが、そのもっと前段階、どうやってお部屋に入ってもらうか、安心感を与えるか、そこからスタートなんだと痛感しました。

ことば音楽療法の要素が入った活動は、オリジナルメンバーにはしっかり根付いてきています。

今後はリズムを打ちながら、ことば(お歌)も一緒に出てくるといいなと思います。今、それぞれ自分の名前を337拍子のリズムで叩いていますが、お名前を言いながら叩けるようになること、他のお友だちの名前や他の言葉でも叩いてみることを今後の目標にしていきたいと思っています。

初級ビジョントレーナー:みさこ

今回は活動のはじめ、修行期間からずっと一緒のオリジナルメンバーのみだったのが安心したのか、準備体操などスムーズでした。

その後、少し時間をあけて新しいお友達が来てくれましたが、不安や緊張の方が勝っていたように感じました。

新しく来てくれたお友達には安心して遊べる場所なんだというメッセージと、オリジナルメンバーにはそれを許容できる安心感を、どうやって伝えていけばいいのか。

難しい課題ではありますが、
どんな感情も「持っていていいんだ」とみんなが思えたらいいなと思います。

お部屋に入れないことも、
会場に足を運んでくれた貴重な一歩なんだ、と前向きに。

参加できない活動も、
今はその気分じゃないんだ、と、
参加できた活動に注目してあげられたら。

どうしても「できない」ことが目に付いて、それが「良くないこと」って親は思ってしまいがちです。

「良くないこと」って誰にとって?

部屋に入れないのも、活動に参加できないのも、本人がそれを今望んでいないだけ。

どうしたら入ってみたい、やってみたい、と思える活動になるか・・を考えることで、

次のステップに上がるためのヒントをもらっていると思って、工夫を続けたいと思いました。

そして、
そんなことを親御さんとわたしたちで考えていける会であり続けたいと思いました。

すぐには解決しないし、答え合わせは難しいけれど、それを探すために「自由あそび」を充実させて、子どもたち一人ひとりが好きなもの、こと、苦手なもの、こと、を一緒に見つけていけたら、と思います。

自由あそびの中で、こっそりやっているビジョントレーニング、発達ちゃんにはとても苦手なものの1つだと思います。

が、回を重ねるごとに、興味の芽が生まれつつあるのを実感しています。

部屋に入れなかったお友達も、ガラス越しにちゃんと見てくれていたり、毎回登場する指人形を気にいってくれたり(嬉しい!)、毎回新たな気付きをもらえています。

巷に溢れる「発達にいいこと」「○○能力アップ」など、そもそもそれをするための土台が整っていないことで、発達ちゃんは教わることもできないことも多いです。

ビジョントレーニングもその一つ。(だと思っています)

トレーニングをもっと細分化して、土台作りからできないか・・トレーナー経験もないわたしですが、試行錯誤でやってみています。

またわたしも自分の子どもを連れての参加、という難しさを毎回感じます。

親子あそびということで、
親が一緒にいる安心感に加えて、
親が一緒にいるためなかなか周りに注意が向きにくい、我が子も見ていないといけない、という難しさもあります。

わたしたちは主催者でもあり、
参加者でもあって、
会員になってくれたみんなと一緒に作っていける会になったらいいなと思います。

会員になって下さったみなさんからのご意見やご感想も、ぜひぜひお寄せ下さい!

保育士:あつこ

いろとりどりが終わってから、新規さんの心の負担のことばかり考えています。

何かよい方略は、ないだろうかといろいろ考える一方で、また混乱させてしまったらどうしようと少し臆病になってしまいます。

ママさんにお話を聞きながらスモールステップで、進んでいきたいと思います。

来月からは会場が変更になります。

新規さんだけでなく、既存のメンバー(オリジナルメンバー)にとっても初めての場所になります。

子どもたちのその時の感情を受け止め、しっかりと向き合っていきたいと思います。

安心して参加するにはどうしたらいいか、安全をどう確保していくかを常に考えながら、活動を進めていきたいと思います。

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