「相談支援専門員さんに聞いてみよう!」無事終了いたしました!

活動の記録

2023年6月14日水曜日
2023年度 第2回目となる「ぽこぽこ座談会
そして
2023年度 第1回目となる「ぽこぽこ学級」でもある

「相談支援専門員さんに聞いてみよう!」の会が無事終了いたしました^^

本日のキーワードはずばり「繋げる」です!!

今年1月に開催した”聞いてみよう”シリーズ第一弾は、「先生」でした。

大抵の方は、学校の先生と言ったら、どんなお仕事をされているか、説明しなくても、分かると思います。

第二弾の今回は「相談支援専門員」です。

・・・はて?どんな仕事ですか?

全く聞いたことがない方もいらっしゃると思います。

私達、特別支援学校に通う子を持つサークルメンバーも、ある時期までは全く知りませんでした。

ある時期とは、福祉サービスである”児童発達支援”、いわゆる”児発”に通うことにした時です。

現在、子どもが小学生になり、”放課後等デイサービス”、略して”放デイ”に移行して、すでに数年間、福祉サービスのお世話になっており、その間当然のように、担当の「相談支援専門員」さんにお世話になっていても、なお、そのお仕事の詳しい内容を知らなかったり、勘違いしてたり・・・笑

今日の座談会でも、

何をどこまで相談していいのか分からない

福祉サービスを利用するために必要だから、そのために契約した人

なんていう声も・・・。

そんなことは織り込み済み?の今回のゲスト講師の相談支援専門員さん(以下、Cさんと書きます)

会の前半戦、第一部で、そのお仕事の内容や経験、普段どんな思いでお仕事されているのかを、スライドを用いて、しっかり説明してくださいました。

第一部 ー相談支援専門員の役割ー

インターネット等で紹介されている相談支援専門員さんの仕事内容は、

”障がいを抱える方本人やその家族が障害福祉サービスを活用できるように事業所と繋げたり、相談を受けて情報提供や助言を行ったりする職業”であり”利用者とその家族が安心して生活できようにサポートを行う仕事”

とのことです。

・・・うーん、分かるようで、分からないです。笑

どんな情報や助言をくれるの?

福祉サービスって?どんな種類があるの?

何をどこまで相談したらいいの?

安心して生活できるようサポート、って結局何をしてくれるの???

Cさんはスライドで

・対象となる方はどんな方なのか(年齢や障害の種類)

・どんな相談にのってくれるのか

といった基本的なことについて、
具体的な例や経験を元に説明してくれました。

そして、実際、福祉サービスを利用することになった場合の手続きや流れを説明した上で、何故その流れになるのか、までしっかり説明してくれました。

相談支援専門員と一口に言っても、
法律で決まっている基本的なこと以外は、

・その相談支援専門員によって利用者さんへの関わり方はそれぞれ

・同じ相談支援専門員でも、利用者さん本人やご家族の状況、性格、今その人に何が必要か によって関わり方を変える

とのこと・・・
その方の性格やセンスが出そうな部分ですね。

相談支援専門員さんのお仕事のやりがいや楽しさ、そして大変さがお話の中からひしひしと伝わってきました。

そして、第一部で何よりはっきり、
多くの参加者さんに伝わったのは、
Cさんのお人柄とその情熱だったのではないかな、と思います。

第二部 ー相談支援専門員に聞いてみよう!座談会ー

今回の参加者さんは・・・

・学齢期~成人の発達障害児・者の保護者

・お仕事で発達障害児・者と関わる方

・発達に関して学んでいる学生さん

リピーターさんも初参加さんもいらっしゃいました!!

今回出た質問は・・・(一部抜粋)

・親なき後の生活やお金について

・相談支援専門員との契約について

・相談支援専門員と繋がるには?他に相談できる場所は?

・福祉サービスを受けるために親が今できることは?

・診断のメリット、デメリット

皆さんの質問やCさんの回答から感じたのは、

障害の種類やその程度によって悩みが違い、
そして住んでいる自治体によって、
その対応や受けられるサービスが微妙に違うということでした。

そして、それぞれ抱えている問題や困り感が違う中、Cさんが相談支援専門の仕事として大事にしていらっしゃることは「繋げる」ということかな、と感じました。

・必要な福祉サービスに”繋げる”

・相談されたことを自分だけで留めず、専門家に”繋げる”

・必要な場合は、担当の交代など、次に”繋げる”(もちろんバトンを受け取る側にもなる)

・その人に必要な支援のタイミングを逃さないようにし、解決に”繋げる”

 =利用者さんとその家族が安心して生活できる、未来に”繋げる”

相談支援専門員さんの仕事を一言で表すと、
そういう仕事なのではないか、と感じました。

参加者さんから頂いた感想(一部抜粋)

Cさんのお人柄を褒める方が多数!

・とっても素敵なCさん。
お話が楽しく、ためになる時間でした。
相談員さんって、人間の器が大きくないと、そして支援的センスがないとだめだと思いました。

・どんな仕事もその人の人間力によって大きく変わる、と感じました。

・とっても分かりやすく説明していただきました。

・Cさんに担当になってもらいたい!

勉強になった!という声も多かったです。

相談支援専門員さんがどういう位置にいらっしゃるのか分かり、大変参考になりました。

・相談支援専門員というお仕事があることさえ知りませんでした。

・仕事内容、支援するまでの困難や課題など、
学校などでは学べないことを聞くことができ、とても勉強になりました。
市町村によって対応が異なることが驚きでした。

・あまり聞く機会のないようなお話が聞けて良かったです。

・普段直接話を聞く機会のない相談員さんのお話しを聞けるのは大変貴重な機会でした。

座談会に参加して良かった&企画内容を評価していただく声も!

・聞きたいことがたくさん聞けました。

・他の参加者さんの悩みも聞けてよかったです。

・思い切って参加して本当に良かったです。

・相談員さんのお話しを聞ける機会をありがとうございました。
さすが、目の付け所が違う!!

たくさんの感想が、私達の活動の励みになります☆

ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました!!

次回の活動は・・

7月12日(水)
ぽこぽこお楽しみ会
「自分だけの制汗スプレーを作ろう!」
×「ココロとカラダを制する自律神経のお話」

10:00~12:00
教育プラザ富樫1号館131号室

昨年度よりパワーアップ!
定員25名にて受付中です♪

☆夏休み期間の予告編です!☆
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