2023年10月21日土曜日
第6回となるぽこぽこ親子あそび【いろとりどり】が無事終了いたしました。
10月。
すっかり秋めいて肌寒くなりました。
今月の親子あそびは、
「暖かい格好で来てね」とお知らせをしました。
実際は、寒さを感じる子はなく、どの子も元気に動き回っていました。
毎度ながら、いろとりどりっこたちはタフでした。
【活動のふりかえり】
今回ミーティングで話し合ったこと
→運動あそびの内容をどうするか
→子どもたちのあそびの様子をふりかえる
(何をやりたがってるの?)
ミーティングでは「あそび」についてたくさん話し合いをしました。
いろとりどりっこたちがいつも登りたがる遊具の下に今回は、マットを敷いて、存分に登ってあそぶことを提供することにしました。
実は、
危ないからあんまり登って欲しくないなと思っていたのですが、もともとは、上に登る遊具なのだから、(タンスの上など登ってはいけないところではないのだから)
この遊具で登りたい欲を満たし、
登り方が危ないようなら、
正しい登り方を教え、
安全に使えるように導いてく。
そんな風に考えていこうという方向にたどり着きました。
今回はサーキットはやめ、
運動会の障害物競走みたいにいろいろ入れたものはどうかなと障害物ランを提案しました。
当日は、まず障害物ランの設定をいろとりどりっこたちと一緒にやりました。
前回お手伝いをしてもらった際、
距離が縮まったような感じがしたので、
「コミュニケーションのチャンスだ」
とばかりに、
今回は前回よりも多くお手伝いをお願いしました。
どの子も快く引き受けてくれて積極的に動いてくれました。
できること、
わかることは
自分でやりたいのだなぁと見ていて強く思いました。
頼もしい姿でした。
障害物ランはとても盛り上がりました。
知恵をしぼって考えた甲斐がありました。
テンポが速く、
次から次へといろとりどりっこがチャレンジしていました。
みんなでロディに乗って進んでいく姿は、本当の運動会のようで
「がんばれー。」
「こっちこっち~」
と大人から熱い声援が出ました。
みんなの楽しいにつられて、
緘黙ちゃんがめちゃめちゃしゃべっていました。
すごい!すごすぎるっ。
楽しいってすごい!
緘黙ちゃんの言葉が聞けて嬉しかったです。
今回は対話や関わり合いがたくさん見られました。
体をたくさん動かして緊張がほぐれたのかもしれませんね。
楽しいってほんとすごい!!
インスタ用の写真を撮っているともみさんに、
「顔はパンダにしてね」
と顔のスタンプの希望を伝えている子、
ブタのものまねを聞かせてくれて、私に伝授してくれた子、
年下のいろとりどりっこにボールを「あげる」と手渡してあそびに誘う子など、自分発信で想いを伝えていたことが感動でした。
今回はプログラムの内容を減らし、
ゆっくりあそべる時間配分にしたのもとてもよかったように思います。
一緒にのんびり手あそびを楽しんだり、
CDを聞いたり、
ピアノの演奏を聞かせてもらったりと、
素敵な時間でした。
「これだよね~」
と思いました。
10月生まれの誕生日会をしました。
みんなでハッピーバースデーの歌をうたってお祝いをしました。
ケーキ型の帽子を被って、
大好きなママと記念写真を撮りました。
参加してくれてありがとう♡
これからもよろしくね。
お名前リズム打ちは、
楽しみにしている子が多く、
自分の順番が来るのを心待ちにしている様子でした。
安定のメニュー。
正しくリズムを打てる子が増えてきました。
少しずつバージョンアップしていく予定です。
【今月のプログラム】
- 自由あそび
- 理学療法士による準備体操
‣初級ビジョントレーナーによる集中トレーニング・発声 - はじまりの会→イスに座る
- 運動あそび
‣障害物ラン
‣ダンス「おもちゃのチャチャチャ」 - 誕生日会
- 静の活動
‣うたあそび「3匹のこぶた」
‣お名前リズム打ち(ことば音楽療法) - おわりの会
- お片付け・モップがけ
【感想】
★保育士:あつこ
今回も楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。
親子あそびを初めて1年が経とうとしています。
私が正式に加入したのが12月。
親子あそびは月イチの活動で、
その時間の中でどこまで子どもたちとの心の距離が縮められるかを大事にしてきました。
なかなか距離が縮まらず、
難しさを感じ、
そのたびに、みさこさん、ともみさんにコツやアドバイスをもらっていました。
焦る私に
「自分のペースで、あつこさんらしく!でいいよ」
と何度も言ってもらっては、自分を立て直していました。
ここ最近になって、
子どもたちとの心の距離が縮まってきたかなと思えるようになりました。
「継続は力なり」を身をもって感じます。
距離が縮まったことが何より嬉しいです。
「やりたいと思ったことは、とにかくやってみよう!」
これは、ともみさんが私にくれた言葉。
失敗や、上手くできないのではないかという恐怖から私を救ってくれた言葉です。
この言葉に、勇気をもらいました。
これからはダメな自分を見せていくのもありなのかな・・なんて思っています。
怯えず自分らしく頑張っていきます。
これからもよろしくお願いします。
~やりたいと思ったことは、とにかくやってみよう!~
★ことば音楽療法士:ともみ
今回のミーティング→当日で感じたのは、
私たちがだんだん[いろとりどり]をつかめてきた、ということ。
みさこさんと二人で始めた去年の修行・・・
私たちの方の気合が入りすぎて、
あれもこれもと準備したけど、
思うように動くわけがない、いろとりどりっこたち。
ならば、と自由時間を増やすと、
自由すぎてまとまりがまく・・・
せっかく目的を持って集まっているのだから!・・・となる。
あつこさんも加わって、
パワーアップしても、試行錯誤の日々は続き・・・
今回、ようやく、
「みんなでやるものはこのくらい、自由時間はこのくらい」
「それは面白そうやけど多分できない子が多い、できない場合はどのように誘導するか」
など、
プログラムのバランスや、
子供たちの動きの想定などを、
ミーティングの時点である程度つかむことができ、当日も想定通りと予想外を楽しむことができたんじゃないかな?と思います。
〈想定通り〉
親子で参加できる障害物ランにしたことで、それぞれのママたちもうまく子供を誘導してくれて、みんな楽しく参加できたこと
〈予想外〉
思っていた以上に盛り上がり、何度もチャレンジする子供たち。ロディがいい仕事してました。
〈想定通り〉
みんな慣れてきたリズム打ち。
いつも叩いてくれる子はいつも通り叩いてくれました。
自分のお名前を声に出して言いながら叩く子も。
〈予想外〉
いつも恥ずかしがって(?)逃げてしまう緘黙ちゃんが、自分から近づいてきて、叩いてくれました。
この日は、たくさん言葉も出ていて、次回ははじまりの会で司会係もしたい!と言っているとのこと!!
「やりたいと思ったことをやってみる」=種まきなので、
どの種からどんな花が咲くか分からないし、花が咲いてもそのまま継続したり、花が咲いたら一旦休ませて、他の種をまいてもよし。
お名前リズム打ちは花が咲いていますが、もっと大きく、違う花も咲けばいいな、と継続。
あるいてはしっては、
つぼみで一旦お休み中(暑いと難しいのもある)他の種をまきながら、様子をみたいと思っています。
次にまく種からは、どんな花が咲くのか?と楽しみです!!
★初級ビジョントレーナー:みさこ
今回は期待を超えて、
障害物ランが大盛況!
初登場のロディは色違いで3色あるのですが、どの色に乗りたいか、しっかり意思表示をしてくれる子も多く、乗り捨てられた(笑)ロディを回収する作業に、慌ただしくも嬉しい気持ちで満たされた良い時間でした。
いつか、リレーをやってみたいと思います。
物を渡す、受け取るという動作は、立派なコミュニケーション。
そこに
「受け取ったらコースを走る」
「次のお友達に渡す」
「渡したら走っているお友達の邪魔にならない場所に移動する」
細かく分けるとたくさんのルールがあります。
ルールを守りながら
コミュニケーションを図り、
みんなで一つの競技をこなす。
リレーって、すごくいいなって思うんです。
ミーティングを重ねた結果が実を結びつつあり、本当に充実した会になりました。
ただ個人的にとっても残念なことが1つだけ。
それは
まだ関係性が築けていないお友達が、
一緒に縄跳びをしていたわたしたち親子の所に来てくれて、
「わたしもやってみたい」
声に出すことはなくても、
しっかりと伝わる眼差しで見つめてくれたんです。
なのに!
「せーの」
で、跳ぶタイミングで、
なんと縄跳びが切れてしまいました;;
しかもそのタイミングで、
しっかりジャンプしてくれていたので、縄が切れてさえなければ、
絶対一緒に跳べた❕❕❕
もうなんて悔しい。
次回は新しい縄跳びを用意して・・
また来てくれたらいいなぁ。
その瞬間は悔しさでいっぱいでしたが、切れてしまった縄跳びは、わたしたち親子が何度も何度も一緒に跳んだもの。
それだけたくさん、
娘と一緒に縄跳びをしたってことですよね!
その縄跳びも
縄跳び冥利に尽きるというものです(笑)
いろとりどりに関わってくれるすべてに感謝!
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