2024年11月6日水曜日
第2回目となる「合理的配慮の会」が無事終了いたしました^^
昨年度の「小浦さんと話そう!」が
「合理的配慮の会」と名前を変えてからは2回目、
昨年度から引き続いては5回目となる本会。
今回も濃い2時間となりました!
今回参加してくれたのは
主に読み書きに困難のある子をもつ親御さんを中心に7名での開催となりました。
本会に参加してくださった方の紹介で来てくださった方、
高校受験を控え
小浦さんに相談されていた方、
ご縁に感謝しかない面々^^
ご参加ありがとうございました。
今回出た話題
・高校受験
~私立高校の悩み~
・学校での配慮について
~学校間でこんなに差が⁉~
・小学校から中学校への引継ぎ
~書面を用意しよう~
・お助けアプリの紹介
★Good notes
★ひっさんノート
・マインドフルネス
~問題を外在化しよう~
まず高校受験を控え
公立高校と違い
それぞれに教育方針を掲げている私立高校ならではの受験に際しての合理的配慮申請の難しさ・・
これも知らなかった事実です。
管轄や窓口といった、
受験生とその親の気持ちは・・?と
言いたくなるような事情で、
受験を目前に控えているのに宙ぶらりんな対応に、疑問を感じざるを得ませんでした。
また
自治体や各学校によって
ある意味雲泥の差!と感じざるを得ない現状。
いかに険しい環境なのかを突き付けられた気がしました。
対人関係でも言えることですが、
問題や気持ちを
いかに「我が事」として受け取ってもらえるか
これってすごく大事な部分で
逆に言えばそれだけで救われたり
前に進めたりするもの。
子どもたちの社会そのものである教育現場にこそ、大人が「我が事」として受け止めてくれる、そんな関係性が欲しいです。
その大人に余裕がないんですよね・・
この合理的配慮の会と同じ日のニュースで
「小学校教員採用試験で合格者の7割超が辞退」
という高知県でのニュースがありました。
これって・・
もう制度改革が喫緊の課題だと思います。
先生方の気持ちも熱意も
何かの「制度」や何かの「決まり事」で
おざなりにされてませんか・・・?
温かさが欲しいです。
個人的に印象に残っているのが
枠内最後の
「マインドフルネス~問題を外在化しよう~」
マインドフルネス?ここで?
と思われた方もいらっしゃると思いますが笑
要は自分自身が
「今ここ」という意識を満たすことで
過剰な感情や不安から距離を置こう、
というような話の流れでした。
その中で、
心理を学ぶ学生さんが教えてくれた言葉が
「問題の外在化」です。
自分の中にある
不安や感情などの「問題」を
自分の中に抱え込んで支配されるのではなく
その「問題」に名前を付けて
(“困ったちゃん”など)
自分の外に出して、自分を俯瞰的に見る
そうすることで
自分がその「問題」をコントロールする側になれる、ということ。
これがすごくいいなぁと思いました。
子どもの困難に向き合っていると
時に自分の力じゃどうしようもないものに飲み込まれそうになります。
そんな時、
どう冷静を保つか
いかに顔を上げて前に進めるか
これが本当に課題であり難題なんですよね。
「今ここ」を意識してもがく中、
小浦さんに降ってきたひらめきの話がありました。
これもきっと、
小浦さんが意識して
問題を一旦外に出して、
頭と心をクールダウンできたからこそ、降ってきたんだと思いました。
今回も山積みの本と共に
小浦さんならではのエピソードをたくさん聞かせて頂きました!
皆様ありがとうございました!
今回の感想
参加者さんのアンケートより一部抜粋
・勉強になりました
・心強い想いを持てました
・LDの子とその親の支援になる会だと思う
《リクエスト》
・中学校以降の話を聞きたい
・学校での端末使用の事例を知りたい
・実際の使用アプリについて
次年度の予定は未定ですが
上述のリクエストについてお話できる方、
合理的配慮についてざっくばらんにお話したい方、
ご参加お待ちしております♡
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